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洋館探訪
（Western Style Old Architectures） |
| 横浜１（関内） | |
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洋館探訪
（Western Style Old Architectures） |
| 横浜１（関内） | |
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| 神奈川県の現在までの公開件数 １０件（うち１０件）
開港地横浜の関内地区は、行政と貿易の要として多くの洋館が建てられたはずですが、関東大震災で大部分が倒壊し、多くは震災後の建築です。 しかし開港記念館と旧横浜正金銀行は、重厚な姿を今でも見ることができます。 平成15年1月、19年3月、23年5月 見学・撮影
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横浜市開港記念会館 | |||
| 旧・開港記念横浜会館 | ||||
中区 本町  |
大正6（1917）築 | |||
| レンガ／レンガ | ２階建て | |||
| ＜重要文化財＞
辰野金吾風のレンガと花崗岩を使った公会堂で、通称ジャックの塔。 所々に配されたステンドグラスは、「開港」をイメージさせるデザイン。 開港50周年（明治42年）の記念事業として、公開競技設計で福田重義案が採用されました。 内部は資料館ではなく、ホールや集会所になっています。 【詳細Blog】 |
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横浜税関庁舎 | |||
| ― | ||||
| 中区 海岸通 |
昭和9（1934）築 | |||
| 鉄筋／タイル | ５階建て | |||
| タイル貼りの役所建築で、通称クイーンの塔。 関東大震災で焼失した旧庁舎に代わって建てられた際、緑青ドームを戴いて、高さ49mの県庁舎よりも高い51mに設計され直したとか。 塔屋だけでなく、装飾豊かなアーチが連なる玄関ポーチなど、見所がたくさん。 年末年始を除き、館内の資料展示室を見学することができます。 ＨＰ | ||||
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神奈川県庁本庁舎 | |||
| ― | ||||
| 中区 日本大通 |
昭和3（1928）築 | |||
| 鉄筋／タイル | ５階建て | |||
| ＜国登録有形文化財＞
戦前の庁舎に多く見られた、スクラッチタイル貼りの帝冠様式（和風の塔や屋根を冠した様式）で、通称キングの塔。 関東大震災で倒壊した先代の代わりに、競技設計で設計されました。 １階部分は石貼りで、基礎がしっかりしているような印象を与えます。 ＨＰ |
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横浜開港資料館旧館 | |||
| 旧・英国総領事館 | ||||
| 中区 日本大通 |
昭和6（1931）築 | |||
| 鉄筋コンクリート | ３階建て | |||
| 県庁の正面に建つ旧領事館。 海に面した方が正面で、２本のコリント式列柱に挟まれて階段を昇っていく入口が、威圧感を与えます。 胴蛇腹で仕切られた上の３階には、所々に装飾が施された丸窓が配され、アクセントになっています。 ＨＰ | ||||
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神奈川県立歴史博物館 | |||
| 旧・横浜正金銀行本店 | ||||
| 中区 南仲通 |
明治37（1904）築 | |||
| レンガ／石貼り | ３階建て | |||
| ＜重要文化財＞
角部に大きな銅板葺きのドームを戴く、石貼りの銀行建築。 海外金融を取り扱う横浜正金銀行（旧東京銀行の前身）の本店として、妻木頼黄の設計で建てられました。 建物中央部は博物館（有料）になっていますが、１階周回部は無料で入れます。 玄関を入った天井の、大きなステンドグラスは圧巻。 ＨＰ |
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横浜郵船ビル | |||
| 旧・日本郵船横浜支店ビル | ||||
| 中区 海岸通 |
昭和11（1936）築 | |||
| 鉄筋コンクリート | ２階建て | |||
| 列柱が16本50m以上も続く圧巻の正面は、高さこそないものの、三井本館や明治生命館に次ぐ規模ではないでしょうか。 柱頭はコリント式。 ただし右側面は円柱ではなく、控え壁風の角柱が連なっています。 現在は日本郵船歴史資料館として、入館することができます。 ＨＰ | ||||
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東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎 | |||
| 旧・安田銀行横浜支店 | ||||
| 中区 本町 |
昭和4（1929）築 | |||
| 鉄筋コンクリート | ２階建て | |||
| 一見したところ粗石積みの古い建物にも見えますが、戦前の銀行建築に多い列柱で正面を飾った鉄筋造り。 粗石風の角部の他にも、列柱間２階窓の尖塔アーチや軒蛇腹など、シンプルながら凝っています。 富士銀行馬車道支店として使われた後、2005年から東京藝術大学の校舎として活用されています。 | ||||
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三井住友銀行横浜支店 | |||
| 旧・三井銀行横浜支店 | ||||
| 中区 本町 |
昭和6（1931）築 | |||
| 鉄筋コンクリート | ２階建て | |||
| 正面を列柱で飾る、戦前の銀行建築の典型。 イオニア（渦巻き）式柱頭の列柱は、正面の４本の中央と、右側面２本の中央に入口を設け、真正面からは左右対称になっています。 １階窓上の胴回りには、ラーメン器のような渦巻き状の装飾が囲んでいます。 休みだったので入っていませんが、内部は吹き抜けのままのようです。 | ||||
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横浜銀行協会 | |||
| 旧・横浜銀行集会所 | ||||
| 中区 本町 |
昭和11（1936）築 | |||
| 鉄筋コンクリート | ４階建て | |||
| 縦長の窓を並べてその間を突出させることで、正面に列柱分の表情を持たせています。 正面車寄せが１本柱であるのが、珍しいというか奇抜です。 違和感がある４階部分は、戦後増築されたもの。 横浜銀行の所有ではなく、横浜に本支店を置く銀行の集会所です。 | ||||
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横浜都市創造センター | |||
| 旧・第一銀行横浜支店 | ||||
| 中区 本町 |
昭和4（1929）築 | |||
| 鉄筋コンクリート | ３階建て | |||
| 鋭角地に建つ銀行建築。 背後にそびえる高層ビル建築のため、大部分は取り壊されてレプリカ建築となっていますが、先端の列柱バルコニーの部分は、当時のものが曳き家して保存されたそうです。 旧営業室と思しき大空間は、レプリカとはいえ格天井の装飾や連なる柱の柱頭などが見事に復元されていて、現在は横浜都市創造センターのイベントスペースとして使われています。 ＨＰ | ||||
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