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洋館探訪
（Western Style Old Architectures） |
| 千葉県２（県北内陸部） | |
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洋館探訪
（Western Style Old Architectures） |
| 千葉県２（県北内陸部） | |
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| 千葉県の現在までの公開件数 ４０件（うち１０件）
大きな街の中心街に誰もが知るように建っているというよりは、ちょっと外れた場所や旧街道沿いに、人知れず立派な建物が残っている感じです。 2007年4･5月、2023年4･8月 見学・撮影
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千秋社 | |||
| 旧・野田商誘銀行本店 | ||||
野田市 野田  |
大正15（1926）築 | |||
| 鉄筋／石貼り | ２階建て | |||
| 石を貼った鉄筋コンクリート造の旧銀行建築。 堅牢な印象のグレーの石貼りと異なり、ベージュ色の石で丸めた角部と相まって柔らかい印象。 正面出入口左右の小さな丸い付け柱、その左右に軒まで伸びる角柱と屋根上のメダリオンなど、凹凸は控えめながら主張はしています。 醤油業者が出資した銀行ゆえの銀行名とか。 | ||||
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興風会館 | |||
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| 野田市 野田 |
昭和4（1929）築 | |||
| 鉄筋コンクリート | ４階建て | |||
| ＜国登録有形文化財＞
左右対称の公会堂建築。 奥に行くに従ってすぼまっていく平面構造。 １階は黄土色の砂壁洗い流しで、正面庇の中に２連アーチの出入口が設けられています。 ４階窓はアーチ窓になっていますが、階の真ん中に胴蛇腹を巡らしています。 キッコーマン醤油創業家による地域還元で建てられました。 ＨＰ |
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佐倉市立美術館 | |||
| 旧・川崎銀行佐倉支店 | ||||
| 佐倉市 新町 |
大正7（1918）築 | |||
| レンガ／タイル | ２階建て | |||
| ＜県指定文化財＞
レンガ造りの銀行建築。 その後、佐倉町役場や図書館などに使われ、現在は美術館のエントランスとして使われています。 正面裾部は石積みのようにされており、単なるレンガ建築よりも堅牢な印象を受けますが、２階に回廊を設置した吹き抜け構造で採光がよく、外観から受ける重厚なイメージとは異なります。 ＨＰ |
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佐倉高等学校記念館 | |||
| 旧・佐倉中学校本館 | ||||
| 佐倉市 鍋山町 |
明治43（1910）築 | |||
| 木造／下見板 | ２階建て | |||
| ＜国登録有形文化財＞
中央に出入口を設け、左右に長い学校建築。 出入口ヒサシ部やその左右屋根上の小振りな緑青ドームなど、装飾は中央部に集中しています。 両翼の窓回りはシンプルながら、上げ下げ窓がたくさん開けられており、外観からも教室の明るさが窺えます。 佐倉藩の藩校を始まりとする学校で元藩主の寄付により建築。 ＨＰ |
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三里塚記念公園貴賓館 | |||
| 旧・宮内省下総御料牧場 貴賓館 | ||||
| 成田市 三里塚御料 |
明治8（1875）築 | |||
| 木造／下見板 | 平屋建て | |||
| 洋風の建物に茅葺き屋根（実際は、茅葺き屋根の建物の外壁を洋風に改築）という、衝撃的な造り。 窓から内部を覗くと板張りで洋風の広間があり、天井はペンキ板張りで、円形の照明基部を備えていて、扉も開き戸になっています。 大正5（1916）年に、各国の大使や公使を招く貴賓館として裏側が改築され、茅葺き屋根ながら下見板の外壁に上げ下げ窓が設けられています。 ＨＰ | ||||
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― | |||
| 澁谷嘉助旧宅正門 | ||||
| 多古町 北中 |
明治43（1910）頃 | |||
| レンガ／レンガ | 平屋建て | |||
| ＜国登録有形文化財＞
レンガ造りの長屋門。 奥行きが4〜5mぐらいある門で、中央にアーチの開口部があり、外壁から奥まった内部にかんぬきを備えた両開きの大扉の他、人だけが通る片開きの通用口も設けられていました。 門の両側は敷地内側から出入りする倉庫になっていて、側面には丸い通気口が開いていました。 ＨＰ |
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私立米本図書館 | |||
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| 多古町 次浦 |
明治40（1907）築 | |||
| 木造／下見板 | ２階建て | |||
| 下見板張りの私立図書館。 むくり屋根の玄関ポーチが一番の見所です。 基本的には左右対称ですが、２階窓上の波状の装飾は、南東に面した写真右側面にかけては連なっているものの、左側面には連なっていなかったので、左側面には窓がないのかも知れません。 | ||||
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佐原三菱館 | |||
| 旧・川崎貯蓄銀行佐原支店 | ||||
| 香取市 佐原イ |
大正3（1914）築 | |||
| レンガ／レンガ | ２階建て | |||
| ＜県指定文化財＞
レンガ作りに白い石を配し、緑青銅板のドームを戴くなど、辰野建築風な銀行建築。 金融恐慌の際に川崎銀行から三菱銀行にわたり、佐原市（現・香取市）に寄贈されて現在に至っています。 内部は銀行らしく吹き抜けで、２階には回廊を設けています。 |
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旧・小堀屋別館 | |||
| 旧・千葉合同銀行佐原支店 | ||||
| 香取市 佐原イ |
大正末期築 | |||
| 鉄筋コンクリート | ２階建て | |||
| 石造り風の銀行建築。 裾部はコンクリートを成型して石組みを模し、銀行にふさわしい堅牢な印象を与えます。 銀行建築に多く見られた正面の列柱が、単なる縦壁に移行する頃の建物のようですが、中央出入口両側の柱頭には、かろうじて装飾が残っています。 左側平屋部の側面は、縦長の窓を仕切るように、壁が控え壁状に張り出しています。 | ||||
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蜷川家具店 | |||
| ― | ||||
| 香取市 佐原イ |
昭和5-6（1930-1） | |||
| 木造／モルタル | ２階建て | |||
| 創建当初と思われる状態で今に残る、典型的な看板建築の商店。 正面両端には隅柱を模したような装飾が施され、１階店舗部の開口部は大きいながら、頑丈な造りに見えます。 ２階窓回りや軒下にも装飾が施され、さらに上部中央のアーチ凸部には屋号なのか商標が掲げられています。 | ||||
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