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洋館探訪
（Western Style Old Architectures） |
| 埼玉３（深谷・本庄市） | |
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洋館探訪
（Western Style Old Architectures） |
| 埼玉３（深谷・本庄市） | |
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| 埼玉県の現在までの公開件数 ３６件（うち１０件）
県庁所在地さいたま市（浦和・大宮など）に目立った建物はないようですが、深谷や本庄など商業で栄えた旧宿場街には、歴史を感じる建物が今も残されていました。 また、東京駅や碓氷峠のレンガ橋で使われたレンガ工場が深谷にあり、レンガ建築も見られました。 2009年1月、2022年2月、2023年1月 見学・撮影
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誠之堂 | |||
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深谷市 起会  |
大正5（1916）築 | |||
| レンガ／レンガ | 平屋建て | |||
| ＜重要文化財＞
イギリスの農家を模して建てられたレンガ建築。 第一銀行初代頭取・澁澤栄一の喜寿を祝って建てられた行員集会所で、喜寿にちなんだタイル文字や故事のステンドグラスなどが見られます。 外観は住宅風ながら、内部は大きなワンルームです。 元は東京世田谷にあったもを、大寄公民館の敷地に移築されました。 ＨＰ |
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清風亭 | |||
| ― | ||||
| 深谷市 起会 |
大正15（1926）築 | |||
| 木造／漆喰壁 | 平屋建て | |||
| ＜県有形文化財＞
白壁がまぶしいスパニッシュ建築。 スタッコ仕上げの外壁に、アーチ窓やアーチ開口を縁取るスクラッチタイルは、館内のアクセントにも用いられています。 外観は誠之堂と対照的ながら、２代目頭取・佐々木勇之助の古希を祝って建てられたクラブハウスで、世田谷区から移築されたという出自は似ています。 ＨＰ |
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深谷市煉瓦資料館 | |||
| 日本煉瓦製造旧事務所 | ||||
| 深谷市 上敷免 |
明治21（1888）築 | |||
| 木造／下見板 | 平屋建て | |||
| ＜重要文化財＞
レンガ基礎の上に建つ下見板張り建築。 シンプルな造りですが、出入口のファンライトと三角破風、各窓の鎧戸や三角の屋根窓などが見られます。 東京駅や迎賓館等に使われたレンガの工場施設で、当初は設計したレンガ技師チーゼの住居、その後は工場事務所として使われていました。 ＨＰ |
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 深谷商業高校記念館 |
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| 深谷商業高校旧管理棟 | ||||
| 深谷市 原郷 |
大正11（1922）築 | |||
| 木造／横羽目板 | ２階建て | |||
| ＜国登録有形文化財＞
尖塔を戴き、両翼を備えた幅が広い学校建築。 １・２階で窓の位置を合わせて、階間に縦のつながりを持たせた装飾がされていて、横羽目板張りではありますが、柱部分に細かく張られています。 正面中央には玄関ポーチからアーチ状の破風、尖塔に至る見所が集まっていますが、屋根上にも通気口が並んでいます。 ＨＰ |
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小林商店 |
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| ― | ||||
| 深谷市 西島町 |
昭和2（1927）築 | |||
| 木造／モルタル | ３階建て | |||
| 左右で高さが異なるモルタル壁の木造建築。 石造り風のモルタル壁に窓を囲うアーチがあり、軒蛇腹や１・２階間の胴蛇腹、隅の柱状など２階以上は装飾豊か。 一方、１階部分は大きな開口になっています。 左右とも左側は２・３階通しの 敷地形状に合わせて背面は斜めになっています。 左にはレンガ倉庫も残っています。 | ||||
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大谷家住宅洋館 |
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| ― | ||||
| 深谷市 稲荷町 |
昭和6（1931）築 | |||
| 木造／モルタル | ２階建て | |||
| ＜国登録有形文化財＞
モルタル壁にスペイン瓦の個人住宅。 ２階窓はステンドグラスを嵌めた木枠の上げ下げ窓の上に、アーチ状の装飾を施しています。 窓とアーチの間には換気もできる採光窓があって、その高さで胴蛇腹のようにモルタルの筋を巡らせています。 妻や三角破風部分には、ハーフティンバーにように構造材を表わしています。 |
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旧本庄商業銀行煉瓦倉庫 | |||
| 旧・本庄商業銀行倉庫 | ||||
| 本庄市 銀座 |
明治29（1896）築 | |||
| レンガ／レンガ | ２階建て | |||
| ＜国登録有形文化財＞
繭や生糸を中心に取り扱っていた銀行の耐火倉庫。 預かった繭や生糸を保管するため、窓の配置を工夫して換気を良くして、鉄の窓扉を備えたレンガ造りで防火に配慮していました。 軒蛇腹と防火用鉄扉が目に付く程度の、シンプルな造りです。 製菓店の後、現在は交流施設として公開されています。 ＨＰ |
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旧・本庄市郷土資料館 |
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| 旧・本庄警察署 | ||||
| 本庄市 中央 |
明治16（1883）築 | |||
| 木造／下見板 | ２階建て | |||
| ＜県有形文化財＞
玄関ポーチを備えた左右対称の役所建築。 玄関ポーチは石組み風でアーチ開口の１階部分に、コリント式柱頭を備えた４本の柱で三角破風を支える２階部分を載せています。 白い漆喰壁に隅石状の漆喰装飾を施していて、水色に塗られた窓枠が１・２階で同じ装飾なのはご愛嬌。 郷土資料館は移転し現在は外観見学のみ。 ＨＰ |
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飯塚医院 |
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| ― | ||||
| 本庄市 中央 |
昭和6（1931）築 | |||
| 木造／下見板 | ２階建て | |||
| 淡いピンク色の下見板張りで左右対称の木造医院。 中央の出入口上の２階部分を引っ込めてベランダにして、正面２階左右に三角破風を設けています。 正面左右の張り出し部は、屋根裏通気口と窓上の庇を避けるように、軒の漆喰枠を曲げているのは手が込んでいます。 裏手もピンク色ですが、板の張り方は和建築のもの。 | ||||
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個人住宅？ |
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| 旧・中澤医院 | ||||
| 本庄市 朝日町 | 大正15（1926）築 | |||
| 木造／下見板 | ２階建て | |||
| １階は下見板張り、２階はドイツ壁の旧病院建築。 建物に比してガッシリした玄関ポーチには、右から旧病院名が書かれていて、開口部と屋根が弧を描いています。 全体的にはシンプルですが、正面の三角妻部はハーフティンバーのように構造材を表わして、中央に小さな換気口を開けています。 | ||||
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