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洋館探訪
（Western Style Old Architectures） |
| 長崎県３（西彼杵・平戸） | |
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洋館探訪
（Western Style Old Architectures） |
| 長崎県３（西彼杵・平戸） | |
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| 長崎県の現在までの公開件数 ４２件（うち９件）
長崎市内に限らず、古い教会を中心に県内各地に洋館が多く残っています。 特に平戸は県北西端なので県中央部（長崎市や空港）からの時間配分が難しく、夕方や夜辿り着くこと２回。 三度目の正直は、平戸に的を絞って見て回りました。
2001年8月、2002年9月、2004年3月 見学・撮影（市町村合併見直し済）
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黒崎教会 | |||
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長崎市 上黒崎町  |
大正9（1920）築 | |||
| レンガ／レンガ | 三廊式／コウモリ | |||
| 小高い丘の上に建つレンガの教会。 平成14年9月の教会巡りで最初に見たのですが、堂内に入って木の列柱と白いコウモリ天井に、「これが長崎の教会か」と唸らされました。 窓のヨロイ戸や、背後のドーム部は水色に塗られ、レンガと好対称の配色です。 ＨＰ | ||||
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出津教会 | |||
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| 長崎市 西出津町 |
明治15（1882）築 | |||
| レンガ／漆喰壁 | 三廊式／平天井 | |||
| ＜重要文化財＞【世界遺産】
外壁はもちろんのこと、屋根の白さも印象的な教会ですが、実はレンガ造り。 鐘楼下の入口から入ると、内壁の一部にレンガが露出しています。 外観の華やかさとは対照的に、内部はシンプルな作りです。 出津教会を中心に慈善事業などを行なっていた、ド・ロ神父の設計・施工により建てられました。 |
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大野教会 | |||
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| 長崎市 下大野町 |
明治26（1893）築 | |||
| 木骨／ド・ロ壁 | 単廊式／平天井 | |||
| ＜重要文化財＞【世界遺産】
外壁は結晶石片を積み上げた構造で、ド・ロ神父が工夫したことからド・ロ壁と呼ばれています。 十数年前は屋根瓦がズレていて、崩れる恐れがあるため立入禁止と書いてありましたが、今では世界遺産に指定され、事前連絡の上で見学可能のようです。 |
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田平教会 | |||
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| 平戸市 田平町小手田免 |
大正7（1918）築 | |||
| レンガ／レンガ | 三廊式／コウモリ | |||
| ＜重要文化財＞
鉄川与助設計・施工のレンガ教会。 主廊上部側面は下見板で張られ、アーチ窓のステンドグラスを通して堂内を照らしています。 内部は白く塗られた板張りのコウモリ天井と白い柱の組合せながら、主廊と側廊の仕切りをブロンズ色の装飾でアクセントをつけています。 |
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平戸ザビエル記念教会 | |||
| ― | ||||
| 平戸市 鏡川町 |
昭和6（1931）築 | |||
| 鉄筋コンクリート | 三廊式／コウモリ | |||
| 平戸城対岸の小高い丘に建つ緑色の教会堂。 昭和初期に建てられた鉄筋コンクリート教会の例に漏れず、尖塔をいくつも戴いています。 白を基調とした内部は、漆喰にクリーム系のマーブル模様に塗色をした列柱と相まって、明るい雰囲気です。 それでいて、柱頭は鋳物にするなど、軽すぎないように仕上げてあります。 平戸教会から改称されたそうです。 | ||||
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宝亀教会 | |||
| ― | ||||
| 平戸市 宝亀町 |
明治32（1899）築 | |||
| 木造／漆喰壁 | 三廊式／コウモリ | |||
| ＜県有形文化財＞
本堂部は木造ですが、入口部だけはレンガ造り。 正面はモルタルで塗り固めて茶色く、控壁や窓回りは白く塗られていますが、当初はレンガ剥き出しだったようです。 正面の白茶コントラストが鮮やかですが、側部の柱廊が珍しく（奇異？）、負けず劣らずの特徴になっています。 |
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紐差教会 | |||
| ― | ||||
| 平戸市 紐差町 |
昭和4（1929）築 | |||
| 鉄筋コンクリート | 三廊式／折上天井 | |||
| ＜県有形文化財＞
鉄川与助初の鉄筋コンクリート造りの教会。 鉄筋造り教会堂ながら尖塔を立てず、８角ドームを戴いた鐘楼形式。 平屋構造の他の教会堂と異なり、正面階段で登った２階部が主堂部になっています。 内部は花や葉の模様で装飾されています。 |
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山野教会 | |||
| ― | ||||
| 平戸市 主師町山野 |
大正13（1924）築 | |||
| 木造／新建材 | 三廊式／コウモリ | |||
| 現在はレンガタイル風の新建材に覆われていますが、元は下見板だった外壁を改修したようです。 外壁改修時に内部も手が入れられて、特に天井はキレイになっていますが、側廊との間の列柱や側面のステンドグラスは、創建当初の雰囲気を伝えています。 | ||||
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山田教会 | |||
| ― | ||||
| 平戸市 生月町山田免 |
大正元（1912）築 | |||
| レンガ／レンガ | 三廊式／コウモリ | |||
| 一見すると総鉄筋コンクリート造りに見えますが、聖堂部はレンガ造りで、後に増築されたと思われるコンクリート造りの塔屋に合わせてか、レンガ部も灰色に塗られています。 内部は木張りのコウモリ天井で重厚な雰囲気ながら、白を基調とした装飾で暗さを払拭しています。 鉄川与助の設計。 | ||||
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